創「暁さん、この人、大丈夫かなぁ?」
暁「とりあえず、熱もあるから、頭冷やしてあげて」
創「はぁい」

暁「お嬢ちゃん」
子供「パパ・・・ヒック、ヒック・・・」
暁「・・・おいで?」

子供「パパ・・・死んじゃわない?」
暁「大丈夫だよ。こっち、座ろうか」

暁「お嬢ちゃん、名前は?」

杏「・・・あんず・・・」

暁「そっか、杏ちゃんか。少し眠るといいよ」
杏「パパ、心配」
暁「杏ちゃんが起きる頃には、パパも起きてるよ」
杏「・・・うん・・・」

創「あ、寝ちゃいました?」
暁「泣き疲れたみたいだよ」

朔「ただいま〜・・・誰?この人・・・」
創「今朝、朔夜が仕事に行った後に、倒れこんできたの」
暁「子供連れでねぇ。追い返すわけにも行かなかったしね」
朔「はぁ。子供って、その子ですか?」
暁「そう、杏ちゃん」

父「ぅ・・・」

皆「あ、気付いた?」

ガバッ
父「娘は?娘はどうしてますか?」

暁「まぁまぁ、落ち着いて。ここで眠っているよ」

創「しばらく貴方に付いていたんですが、泣き疲れたみたいです」

父「そうですか・・・はっ!ご迷惑をお掛けしました!」

朔「あんた、名前は?」

大「俺ですか?大和と申します」
朔「そ。俺は朔夜。これからよろしく」
大「え?」

大「色々ご迷惑をお掛けしました」
創「いえいえ。僕は創太です。よろしくお願いしますね」

創「あ、暁さんにもご挨拶してくださいね」

暁「暁です。これからよろしく」
大「これからよろしくと言われても・・・あ、大和です」

暁「あ、状況が分かってない?ひょっとして
これから、君達親子はここで暮らすんだよ
他にも何人か、住人がいるから追々挨拶すればいいよ」
大「え?え?」
久しぶりの更新です〜!
一気に2人増えました(笑)
親子、と言ってますが実は・・・(後編で明かします(笑))
事態が把握できてない大和が面白いです(笑)