えぇと、役に立つか解りませんが、ウィッグ製作ページです。

羽音(ルシス)用のウィッグを作っていますので
モデルは全てルシスです。
苦手な方は、顔を見ないように読み進めるか
このままお戻り下さい。


用意するもの
1、ウィッグキャップ
2、ウェフティング
3、発泡スチロールの球

ウィッグキャップは購入しても、自作しても構いません。
自作する際には、パワーネットという生地を使うと
伸縮性があり、頭にフィットするので、そちらをお勧めします。
パワーネットは厚地の物を使うと良いと思います。
薄地のですと、ピタッとウィッグなどを使用していると
編み目のゴムが切れてしまったりします。

ウェフティングも作っても構わないのですが
気合(笑)と根性(大笑)とウーリースピンテープ、ドールヘアが必要です。
今回は、ウェフティングを購入し、製作しました。

発泡スチロールの球は、ウェフティングをキャップに縫い付ける際
ものすごく役に立ちます。必需品です。
まぁ、なくても出来ますが(笑)


(ウィッグキャップがあるものとして、話を進めます)
まず、つむじを作る部分にマーキングします。


その後1段目を縫い付けます。
この時には、まだ球は使いません。
無いほうがキャップのすそに沿って、ウェフティングを縫い付けやすいからです。
グル〜ッと1周縫います。
縫い終わったら、球にキャップを被せます。


被せたら、キャップをマチ針で固定します。
この時キャップをしっかり被せないと、後で皺がよったり、縫い目がおかしくなったりするので
引っ張り過ぎないように気をつけながら、皺がないように被せます。
つむじのマーキングにもマチ針を刺しておきます。

2周目以降。
つむじとの間が、前後左右で同じ幅になるように縫い付けます。
この時、ウェフティングとウェフティングの間に隙間が出来てもあまり気にしないで大丈夫です。
仕上げの時に隙間を埋めます。

グルグルと縫い進め、このあたりになったらちょっと止まります。
つむじ部分を縫い付けるためです。
(画像では、つむじ部分を縫い始めちゃってます(^^;)
画像下側のマチ針がグルグルと縫ってきたほうです。


つむじはウェフティングを15cm(ルシスの場合)ほど切り取ります。
縫い付けているのとは別のウェフティングから取った方が
後で「縫い付ける分が足りない!」とかならなくて良いです。

切り取ったら、くるくる巻きます。
巻き終わったら、毛の部分を糸などで縛ります。
これは、つむじになる毛が他の部分と混ざらないためです。
出来るだけしっかりと結んだ方が良いです。


縫い付ける部分を広げます。
広げながら縫い付けます。
輪になるように・・・出来るだけ重ならないように・・・。
この時、縫いつける場所はマーキング部分から少し離します。
マーキングの周りにきっちり縫い付けてしまうと、整えるときのお湯パーマで
つむじが盛り上がって見えるようになったりするからです。
周りに広げて縫うことで、それを緩和します。


ここで、つむじを作ります。
縫い付けた来たウェフティングで、縛った髪をキュッとまとめていきます。


この時、つむじになる毛がよれないように気をつけます。
よれてしまうと、綺麗なつむじにならないので・・・。



最後まで縫い終わりましたら、縛ってあった糸を外します。
つむじを整えて、お湯パーマやカットで髪形を作ります。
この辺はお好みで。




今回は、ユノアサイズで作成したので、ウェフティングの長さや
縫い付ける幅など、SDとは違う場合も多いです。
毛束の量や、地肌の透け具合などで調節してください。

スチロールの球は、作成したウィッグを使用するドールの頭よりも
少しだけ大きい方がうまくいくみたいです。
今回は、60φのを使用しました。


今回使用したウェフティングは、こちらで購入できます。



ドライヤーや、ヘアアイロンが使えるので便利です。
髪質もとてもさらさらしていて、絡みにくいです。
お勧めです(^-^)