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																		欝話に続きを作ってみました。 
						 
						 
																		一概に「欝」と言ってもいまいちピンと来ない方も多いと思います。 
																		そして自分が欝かも知れない・・・でも、どうやったら分かるの?と言う方も。 
						 
																		そんな方の為に、まず欝の初期症状を上げてみようかと思います。 
						
						
						1.体がだるい 
						
						
						2.すぐに疲れる 
						
						
						3.頭がはっきりしない 
						
						
						4.肩や首が凝る 
						
						
						5.のどが詰まった感じがする 
						
						
						6.食欲・性欲がない 
						
						
						7.便秘になる 
																		と、主にこんな感じです。 
																		これに加えて、 
																		以前は出来ていたような判断が出来なくなる。朝起きられなくなる、夜眠れなくなる、と言った症状も出ます。 
																		夜は眠れないのに、朝はとても早く起きてしまったり。そんな方も居ます。 
						 
																		だからと言って、当てはまるから欝だって訳でもないんです。 
																		上のような状態がうつ状態と呼ばれます。 
																		うつ状態は誰でもなりますし、「何となくやる気が出ないなぁ」って時は誰にでもあると思います。 
																		ただ、その状態が2週間以上続いた場合、専門医への受診をお勧めします。 
																		欝である可能性が高いからです。 
																		「いきなり受診するのはちょっと・・・」という方や「当てはまるからって欝だかわから無いじゃん」と言う方は下記のリンクで自己判断テストが出来ますのでお試しあれ。 
																		大体のテストがきちんとした精神科医の論理に基づいた理論で作られていますので、これで「専門医への受診をお勧めします」と出た場合は、病院へ行ってくださいね。 
																		欝は早期発見・早期治療が早く治る近道ですから。 
						 
																		病院・専門医と聞くと、ちょっと怖いな、と思う方もいらっしゃると思います。 
																		ですが、基本的には普通の病院と同じです。 
																		むしろ普通の病院より病院らしくなく作ってあったりして、ちょっとおしゃれな感じのところもあります。 
					 
					診察の進み方は、まず「受付」ですよね(笑) 
																		ここで問診表みたいなものを記入することが多いです。 
																		それに最近の気分や、こんなテストをやってみた等書いてもいいでしょう。 
					 
					それから「診察」です。 
																		ちょっと広めの部屋に先生が居て「どうぞ、座ってください」とか言われます(笑) 
																		あとは風邪をひいた時等と一緒です。「どうしました?」とか聞かれて、話しているうちに家族構成なども聞かれます。 
																		あと、身内に同じような病気になった人は居ないか、とか。 
												欝は遺伝する可能性が高いので、このような質問をされるんだと思います。 
												まぁあくまでも「可能性が高い」だけであって、必ずしも遺伝するわけではないようですが。 
					 
					「診察」が終わる頃になると、先生から薬の話しが出ると思います。 
																		その時に不安に思う事は全て聞いてしまいましょう。 
																		具体的な薬の名前が出て、このような効果があります、とか言われますが、効果の事など聞いてもよく分かりませんし(笑) 
																		副作用の事等は特に良く聞いたほうがいいです。 
																		抗欝剤や精神安定剤には強い眠気を伴う物もあります。仕事柄眠くなっては困る時には事前に伝えた方が良いですし。 
																		私の場合は、副作用の説明も無く、特に自分でも聞かなかったので、仕事中にもの凄く眠くなってしまい 
																		会社のトイレでこっそり寝たりしました(笑) 
																		今は眠気の少ない薬もありますし、薬の種類も豊富ですので「この薬じゃなきゃダメ」って事はありませんから。 
																		でも、薬にもあう・あわないがありまして。 
																		「これはあまり眠くなりませんよ」と出された薬でも、もの凄く眠くなる場合もあります。 
																		そんな時は次の受診時に「もの凄く眠くなりますが」と言いましょう、違う薬になります(笑) 
					 
					また、病院によっては「診察」の後に「カウンセリング」がある病院もあります。 
																		カウンセリングは「カウンセラー」と呼ばれる人と別室にてゆっくり話をします。 
																		カウンセラーさんにも当たり・外れがありますが(笑) 
																		聞かれる事は、幼少時の話に及ぶこともありますし、最近の会社内の話で終わる事もあります。 
																		これは個人差があるので、何とも言い切れません。 
						 
																		もし、最初に受診した先生が「自分とは合わない」「話をよく聞いてくれない」と感じたら、違う病院を受診する事も考えましょう。 
																		話を聞いてもらい、病状を判断してもらうわけですから。 
																		何回か通っていて、話を聞いてくれないなぁと感じた時は、少し我慢してみるのも必要ですが。 
																		初診時に話を聞かないような先生は、ちょっとお勧めできません。 
																		心の病気は目に見えない分、患者であるこちら側のうったえを聞いてもらって判断してもらうしかないわけです。 
																		転院はちょっと勇気がいる事ですが、受診できたあなたなら大丈夫、違う病院でもきちんと話が出来るはずです。 
						 
																		あと、よくありがちなのが、自分の判断で薬を飲むのを止めてしまったり、減らしてしまう事です。 
																		これは完治までの時間を自ら延ばしてしまうことになるので、絶対にやらないで下さいね。 
																		言われたとおりに薬を飲んでいても、依存症などはありませんから大丈夫です。 
																		言われたとおりに飲む事が、一番大事なんです。 
																		精神科で使われている薬は、飲んですぐに効果は出ません。大体2〜3週間位かかります。 
																		その間に「飲んでも効かない」と飲むのを止めてしまったり、減らしてしまったりしたら、きちんとした効果が出ません。 
																		そして「よくなってきたような気がする」と思っても、飲み続けてください。 
																		増減は先生がきちんとやってくれますので、自己判断では絶対にやらないで下さい。 
						 
																		それでは自己判断テストへのリンクです。 
						 
																		こころのセルフチェック 
						http://www.utu-net.com/self/check.html 
																		こちらのサイトでは、バーチャル精神科、というカテゴリー(?)がありまして、こんな感じで診察が進みますよ〜というのが良く分かります。 
						 
																		うつ病の診察室 
						http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/depexm.html 
																		こちらのサイトでは、欝以外の精神的な病気の事も扱っていたりして、結構重宝します。 
																		他のページも見てみると、結構勉強になりますよ(笑) 
					あと、私が良く使うページ「お薬110番」(笑) 
																		ここは医者から貰った薬が何なのか知りたい時には便利です(笑) 
						http://www.jah.ne.jp/~kako/index.html 
																		かなりの数の薬が登録されているので、こんな薬見た事も聞いた事もないっていうような薬も、きちんと出てきます(笑) 
						 
																		最後に。 
																		うつ病と診断されたあなたへ。 
																		欝の人が開設しているサイトや欝に関する本などはあまり見ないほうがいいです。 
																		特にサイトは管理人さんが落ち込んでいる時に書いた日記などを見てしまうと、つられて自分も落ち込んでしまう事があるからです。 
																		一日でも早く、あなたが回復できますように。 
					 
					また、このページで不適切だと思われる部分がありましたら、ご一報下さい。 
																		その部分を訂正して、再度公開いたしますので。 
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